自宅で簡単!りんごのお酒、シードルの特徴と作り方

シードルってどんなお酒?

 

 

シードルはりんごのお酒です。何となく、女性にもピッタリの気軽でおしゃれなイメージもするわけですが、実際はどんな飲み物なのかご存知だったでしょうか?ボトルの形状はシャンパンみたいなものやビールみたいなものもあり、こうした見かけだけでは想像しにくいかもしれません。

 

さて、基本的にはりんごのお酒で、一般的には発泡性のものが多いのですが、そうではないものもあります。どちらもりんご特有の爽やかな甘味やフレッシュな香りがポイントで、アルコール度数も比較的低めなものが多くなっています。

 

しかし、発泡性のシードルなら、場を華やかにしてくれるのにピッタリで、シャンパンの代わりにも利用できるようなお酒としていろいろ活用できます。

 

味わいとしては、ワインとほぼ同様の作り方をする醸造酒です。りんごの皮も使用しますが、その皮には天然の酵母が付いているので、ただ潰して果実を露出させるだけで、勝手に自然発酵し、勝手にシードルになってしまうのです。これはちょっと驚きですよね!

 

現在ではより安定した発酵を促進させるために、別に酵母も加えて作るのが主流です。特に有名なシールドは、フランス北西部・ブルターニュ地方のものです。ノルマンディー地方の「カルヴァドス」も有名なのですが、これはシードルを蒸留させたお酒です。フランスはブドウを使うワインの方が有名ですが、ブドウ栽培に向かない地方もあり、りんご栽培に適した地域ではシードルの方が盛んなのです。