自宅で簡単!りんごのお酒、シードルの特徴と作り方

家庭でシードルを再現する

 

 

ここまで、シードルというお酒がどういうものなのかをお話してきました。シードルは、ただ潰して瓶に入れておくだけでも発酵し、お酒になってしまうと書いた通り、家庭で作ることができます。

 

ちなみにご存知かと思いますが、日本ではアルコール度1%以上の飲料を無許可で作るのは禁止されています。従って味見の際は、注意しながら作りましょう。まず、1.5リットル容量のフタ付き瓶を用意します。炭酸用などの頑丈なペットボトルでも構いません。

 

材料は、りんごの果汁1リットル、これは市販ジュースでも、りんごの絞り汁でもどちらでも構いません。酵母も、天然酵母でも市販のイーストでもお好きなものを使ってください。

 

作り方はまず、りんご果汁と酵母を瓶に入れ、かき混ぜます。その度しっかり蓋をして常温で保管します。発酵していく状態を見ながら、1日に1回はかき混ぜてください。その際、ガスが発生して液体が溢れ出てくることがあるので注意してください。

 

シードルは造るから途中発酵して泡が結構発生します。ジュースはやや余裕をのこして入れておくようにしてください。発酵させるのに別のビンを使う場合は、煮沸消毒をして乾かしてから使いましょう。

 

1日1回かき混ぜる際に、味見をして、各人で飲み頃を判断すればOKです。気温18℃以上の場所なら、半日後あたりから発酵が始まります。